鎌田 大地

クリスタル・パレスが日本代表FW鎌田大地を2年契約で獲得した。この契約はインターナショナル・クリアランスが条件となる。

27歳の攻撃的ミッドフィールダーである鎌田選手は、クラブと代表の両方で最高レベルで活躍しており、セリエAのラツィオでの契約満了後にパレスに加入します。

鎌田選手は、クリスタル・パレスでオリバー・グラスナー監督と再会します。同監督の下、鎌田選手は2021/22シーズンにアイントラハト・フランクフルトでUEFAヨーロッパリーグを制覇しました。彼は決勝までの道のりで5ゴールを挙げ、PK戦にまでもつれたセビリアでのレンジャーズとの決勝戦ではPKを成功させました。

フランクフルトでは179試合で40ゴール33アシストという目を見張る成績を収め、ロンドンでの過去3回の対戦（アーセナル戦で2ゴール、ウェストハム戦で2ゴール、トッテナム戦で1ゴール）でも得点しています。また、2017/18シーズンにはドイツカップも制覇しました。

鎌田選手の華やかなキャリアは、日本のサガン鳥栖やJリーグU-22選抜を経て、ベルギーのシント＝トロイデンでも36試合で25ゴールに絡む輝かしい活躍を見せました。そして、直近ではラツィオで１シーズンを過ごしました。

愛媛県、伊予市出身の鎌田選手は、シニア代表でも33試合で7ゴールを記録。2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会では、勝利を収めたグループステージのドイツ、スペイン戦での先発出場を含め、同大会で4試合に出場しました。

鎌田選手は、モロッコ代表のチャディ・リアド選手に続く、パレスの今夏2人目の新加入選手です。

クリスタル・パレス会長のスティーブ・パリッシュ氏は、次のように述べています。「鎌田選手は本当に特別な才能を持つ選手です。彼は近年、ヨーロッパでも最高の攻撃的ミッドフィールダーの一人であり、その経験、技術の質、そして献身性は、我々の才能豊かなチームへの素晴らしい補強になります」

「鎌田選手が数多くの選択肢の中からクリスタル・パレスを選び、再びオリバーと共に働くことを決めてくれたことを大変嬉しく思います。セルハースト・パークでの彼のプレーを、ファンの皆さんも楽しみにしていることでしょう」

鎌田選手は、「クリスタル・パレスに加入し、よく知っているオリバーと再び働けることを楽しみにしています。プレミアリーグで自分を試し、クラブと共に目標を達成できることを期待しています」と述べました。

パレスの関係者全員がダイチをサウス・ロンドンへ歓迎し、赤と青のユニフォームでのキャリアが最高のものになることを祈っています。